第61回梅苑会

SAITOU014
 第61回梅苑会が西形幹事の進行で開催され、福島大学4年生の三浦恒彦さんをゲストスピーカーとしてお迎えし話を伺いました。
 三浦さんは、福島大学災害ボランティアセンターに在籍し、福島市内の原発事故で避難されている方の仮設住宅に交代で住むという「いるだけ支援」を行われています。
 仮設住宅から、復興住宅やみなし仮設への転居、また自力での住居再建などにより、仮設住宅の空室が目立つようになってきたことから、空室への交代で住むことで顔の見える支援から孤独死や関連死・自殺を防ぎたいとの思いがあり続けられているとのこと。
 私たちが大学の頃には考えられない様な行動力と考え方に敬服するばかりでしたが、我々にも出来ることはないかと考えさせられる時間でした。
 震災以降、必死で過ごしてきた時期を過ぎ、福島市に住む我々の世代がこれから何をすべきかを真剣に考える必要性を改めて感じました。