菅野真

一級建築士 菅野真
株式会社JUST DO IT

http://f-jdi.com/


株式会社JUST DO ITは、建築コンサルタント・一級建築士事務所として、中小企業の事業主の皆様のアドバイザーとなり、共に歩んで行きます。また、当グループの代表会社となって、ワンストップサービスの窓口になります。

1971年 福島県福島市生まれ 
1990年 福島県立福島高等学校を卒業 
1994年 明治大学理工学部建築学科を卒業 ハウスメーカーの工事監理に従事したのち、福島市の建築設計事務所2事務所に計約16年在籍し、大型物件を含む多数の公共工事・民間工事の設計・監理に従事 
2013年株式会社JUST DO ITを設立と同時に、コラッセふくしま6階(福島駅西口インキュベートルーム)に事務所を設置 現在に至る

一級建築士事務所 福島県知事登録第11(504)2158号
認定NPO法人ふくしまMPOネットワークセンター 理事
NPO法人ドリームサポート福島 理事
福島商工会議所青年部会員


第48回「梅苑会」

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第48回梅苑会が行われました。
 師走の忙しいところに衆議院議員選挙があった為か、忘年会が重なる方が多数いらっしゃり梅苑会始まって以来の少人数での開催となりました。
 私が先日ブログにあげました液状化現象について話をはじめ、土地と自然災害等について意見を交換し合い、有意義な時間を過ごせたと思います。
 その後、私を除く出席者は海外旅行の経験が豊富で、海外をはじめ旅行の話となり、年に数回は福島を離れて会を開くのも有りではないかと盛り上がり終わりました。


土地を購入する時は・・・

浦安市 液状化被害

 日経アーキテクチュア2014.11.10号の巻頭のNewsに浦安の液状化訴訟についての記事がありましたので、そのことについて書いてみたいと思います。

 この記事は、東日本大震災で埋め立て造成した地盤が液状化して地面が陥没し、建物の不同沈下や共有ガス管が破損する被害を受けたことに対しての住民の訴訟についてでした。
 詳細は記事を読んで頂ければと思いますが、地方裁判所は被害の予見可能性を全面的に否定したとのこと。新潟地震より液状化現象は知られてきたところでありますが、東日本大震災の様な長時間にわたって揺れが続く地震は想定されておらず、土地の造成者については何の瑕疵もないとの判断でありました。

 新たに造成したところ、特に海や沼地を埋め立てたところ、谷を埋めたところ、田んぼだったところは液状化現象が起きやすいことは知られているところです。
これから人口減少、世帯数の減少等により、新たに造成するところは少なくなると思われますが、これから土地を購入される方は上記の場所だったかどうかを御自身で調べられて購入して頂きたいと思います。また、昔はどんな土地だったかを調べて頂きたいと思います。

 昔の人は土地のことをよく知っていました。街道沿いの宿場町や昔から家が建っているところは、洪水や土砂崩れの恐れが少ないところばかりです。ところが今の人は頑丈な堤防があるからと言って、川や海のそばに普通に家を建てる。生まれてから今まで土砂崩れが起きたことがないと言って、山の裾野や中腹に家を建てる。もう少しその土地の地形や歴史を調べても良いと感じますが、どう思われますか?

 気象や地震の歴史が分かっているのは、たかだか数百年。しかも詳細なことまでだと、たかだか数十年しか分かっていません。よく気象庁が大雨になると観測史上とか単語を使いますが、ここ数十年分のデータしかありませんから当たりまえですね。たぶん、これから私たちが生きている間にも今までに経験したことのない気象災害や地震や噴火等があると思います。そのリスクを最大限避けたいのであれば、もっと地形を読んで、歴史を調べて欲しいと思います。

 山がなだらかになっているのは何故か、それは雨で流れ、あるいは土砂崩れがおき、はたまた直下型の地震で山が崩壊したからです。山は崩れると考えた方が普通です。
川が蛇行せず真っ直ぐになっているのは何故か、それは堤防をつくったからで、平野や盆地の川のそばの地形を丹念に読み解くと川が蛇行していた跡が残っています。川は勾配が緩やかな場所では蛇行すると考えた方が普通です。

 現代の日本人は毎年これだけ自然災害に見舞われながら自然を軽視していると感じます。土地を購入される方は自然災害やその他の条件を全て考えて、熟慮して、十分に時間をかけて決断して欲しいと思います。ゆめゆめハウスメーカーからの「最後の一区画になりましたので、ここで決めて下さい。そうでないと明日には全部売れてしまいます。」という口車に乗せられてはいけません。
2014.11.27
株式会社JUST DO IT 代表取締役 菅野 真


第47回「梅苑会」

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11月25日、第47回梅苑会が開催されました。
今回は遠藤太一郎さん(ふくしま街の専門家グループのアドバイザリーメンバー)が幹事で、ゲストとして大場秀樹さんをお呼びし、お話をお伺いしました。

時局柄、選挙の話は抜きで、民主党内部の裏話を聞かせてもらいました。


第46回「梅苑会」

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10月27日、ふくしま街の専門家グループのメンバーが複数参加する、第46回梅苑会がありました。グループメンバーの白岩さんが幹事で御紹介頂いた方からお話を聞き、懇親を深めました。
昼過ぎに寒冷前線が福島を通過し、木枯らしが吹く寒い一日となりました。
皆様、どうぞ体調に気を付けてお過ごし下さい。

第44回「梅苑会」

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8月25日、士業グループメンバーの数名が参加する第44回梅苑会がありました。

今回は土地家屋調査士の久米允昭さんが講師になりまして土地家屋調査士についての講義でした。質疑・応答が飛び交う有意義な勉強会となりました。

プチメモ~土地家屋調査士とは?~

以下5つに分類すると。

1.不動産の表示に関する登記につき必要な土地又は家屋に関する調査及び測量をすること。

2.不動産の表示に関する登記の申請手続について代理すること。

3.不動産の表示に関する登記に関する審査請求の手続について代理すること

4.筆界特定の手続について代理すること。

5.土地の筆界が明らかでないことを原因とする民事に関する紛争に係る民間紛争解決手続について代理すること。

※1~5日本土地家屋調査士連合会様HPより引用